2021年9月19日日曜日

足守公民館・川崎町・山下自主防災会共催講座

 9月19日 「おかやま笑顔プロジェクト・村上浩司」さんを講師に

「災害は想像」足守公民館・川崎町自主防災会・山下町内会共催の講座が開催されました。

公民館前に停められた災害時要支援者避難支援車(?)

 


          講師の村上さん。災害は想像 多くの活動履歴から実例をあげてわかりやすく説明してくださいました。

大勢の人に参加いただきました。
ZOOMが不調でご迷惑をおかけしました。
 
高機能救急車を改造した災害時要支援者搬送車(?)の内部です。2名の要支援者を搬送することができます。
他にも各所に創意工夫がされています。
岡山市の備蓄を参加者に試食していただくよう配布しています。
参加の皆さん ありがとうございました。
参加できなかった方 後日 参加できなかった方向けに動画を用意しますので森田まで申しつけくださいね。

 

2021年9月14日火曜日

 真備で森田が最初のうち活動してきたことを2年前に現地の箭田まちづくりの皆さんの前でお話させていただいたものです。なんと 動画をとってくれていて 今みると もうすでに気持ちが少し薄れていることにきがつきました。

昔の自分に教えてもらうとは ちょっと… なんですが まだ伝えていかないといけないことがたくさんあると思います。
森田の話(箭田まちづくり)


2021年9月10日金曜日

足守中学校 防災学習発表会

 本日(2021年9月10日)足守中学校にて 三年生による防災学習発表会が開催され

足守地区住民を代表して参加してまいりました。

分科会のような感じで 2年生向けに3年生の生徒さんたちが考えた内容をそれぞれ4か所に

分かれて発表していました。 防災カルタ・避難所運営の実際・HUG・などです。

時間が短くって 全部が見れませんでしたが 中学生ならではの気づきがあり 頼もしかったです。

また その後 防災学習ミュージック劇があり 地震で避難をするときに おばあさんを連れて行かなかったため 恋人を土砂崩れによって失ってしまう子が 神さま(?天狗に見えたけど)の加護により おばあさんを連れて避難をすることで 土砂崩れから 恋人を救出するという感動の物語でした。

決して お世辞にも演技はうまいとは言えませんでしたが 一生懸命演じていて 防災の基本の助け合うことの大切さが 伝わってきて いつのまにか 引き込まれておりました。

 何よりびっくりしたのは そこまでは教えてないつもりだった「避難所運営は大変だったけど HUGをやっていたら 避難所運営に役立った。」というフレーズがでてきたのに驚きました。

いい劇だったので ぜひ 地域の人たちにも見てもらいたいですね。r

カメラを忘れて 写真がありません。 すみません。

 

 

2021年8月22日日曜日

足守小学校 避難所設置訓練

 本日 (2021年8月22日)足守小学校にて 避難所設置訓練が行われました。


 まず 事前にスタッフだけで集合。
長門連合町内会会長挨拶。と打ち合わせ

 

 

 

 

岡山市危機管理室の西村さんが 避難所開設のための手順を説明しています。
ここは避難者登録カードを受付して 避難者を振り分ける担当です。


 ここは 毛布を三分の一折りたたんで 一人分のスペースをつくり 体育館に並べるやり方の説明です。

 

 

 

 一旦全員 屋外にでていただき スタッフ役と 避難者役にわかれて 訓練開始します。

まず 長門連合町内会長のご挨拶。

コロナだからといって 災害は待ってくれない。だから あえて訓練をやらないといけない。との力強いお話で 訓練開始です。

岡山市危機管理室の西村さん。

文化振興課? のお二人が足守小学校の担当です。
外で検温と手指消毒をしていただき 入室していただきます。

そこで口頭で問診をします。


避難者登録カードの記入で長蛇の列ができてしまいます。

で 避難者登録カードを受付して 連番を打ち込み 避難場所に誘導。 本日は駐在さんが誘導してくれましたが 実際に災害が起こると駐在さんは こんなことやってる暇はないでしょうね?

 


間隔を1mあけて 一人分のスペースをそれぞれ確保したところです。
にしても 避難した人の数だけ 毛布があるんですかね? それが心配です。

毛布を三分の一折りたたんで 一人分のスペースを計算するのは いいアイディアですね。

 

文化振興課のお二人が毛布の説明をしています。で ここに写りこんでいるテレビですが それぞれの避難所に配置しているとのことです。(普段は防犯上別の場所にて保管してるらしいです。)
このスポットクーラーも2台 配備されています。 もちろん 全部は涼しくできませんが テントと組み合わせたりしたら 体調不良の方や救護用に使えますね。

発泡ポリエチレン製のベッド

「床にポン」という商品名

組み立て簡単で軽くて 丈夫。

これは4組 備蓄されています。

これは寝心地もよいですし 清潔ですね。

冬 暖かく 夏 涼しい 発泡スチロールではないので ボロボロ 破片が落ちることもありません。
戸田さんが 乗ってもびくともしませんでした。

こちらは簡易パーテイション
バサっと広げるだけの簡単設置です。
(収納はコツがいりそうです。)

 

 

 ベッドをいれても 十分なスペースが確保できます。

こちらは簡易テント 同じく 広げるだけの簡単設置なのですが こちらは2重の扉と窓があり 授乳や更衣スペースなどの使用が考えられます。これも収納に四苦八苦してました。
右上にポケットがあり 住居表示をしたりここは 授乳スペースですよ とかの表示ができるようになっています。

こちらはポンプ室内の備蓄です。

テント・パーテイションのほか 簡易トイレ用の汚物袋と処理剤・水・カセットガスの発電機・生理用品・灯光器などが保管されています。


 もともと 浄化槽があったところです。

通常は施錠されています。

 

 

 

 

 

いい体験ができたと思います。また 備蓄品がかなり増えて岡山市の本気度が伝わってきました。 とはいえ まだまだ 避難したくなる避難所には程遠いですし 運営もぎくしゃくすると思いますが 今日はほんの第一歩として考えていただき これから 何度も訓練を繰り返して本番に備えたいと思いました。
 

 

 

個別避難計画作成説明会

 なんやら 長い名前ですが 昨日 8月21日 岡山市北消防署にて 開催され 山下町内会を代表して 参加してまいりました。

 災害時に自力で避難できない「要支援」の方を事前に調査し 最適な方法で避難できるように計画しておくというものです。

 昨今 災害があちこちで多く発生し 3年前の西日本豪雨の真備町でも 「要支援」の方の避難が遅れ 命を落とされる例があり、とりあえず 命を守るためには 「要支援」の方をどのように支援して 避難していただくか? が おおきなポイントになると思われます。

 

何やら広い会場でコロナ対策で間隔がめちゃ広くとってあり しかも 後方の席だったもので 講師の方のお顔は霞んでます。

 これならオンラインのほうがマシですね。

岡山市はオンラインは無理なんでしょうか?


 

 最初に危機管理室から 一通りの計画作成の方法とモデル地区についての説明があり 防災士会の神田さんの講演。 その後 千種学区の伊永会長の実践報告がありました。

 神田さんの講義はとてもいい事を言われているんですが ボソボソと聞きづらくわかりにくかったです。ただし 「死者・行方不明者をださない地域づくりを」と「役割がある人は活き活きと生き続けられる」という言葉が印象にのこりました。

 災害がおこっても 死者行方不明者をださなかったら 復興できるが 死者行方不明がでると復興が遅れるということ。 また 災害にあったときなど 避難所で避難してきた人が自分自身で みんなのお世話や 役割をもって働くと 元気になるという事です。

以下 被災地のつぶやき より 抜粋

『避難所では、避難者の中からリーダーを決め、運営をすることにしました。
健康に配慮した食事の用意や掃除も避難している人で分担しました。
体を動かし人の役に立つことで、不安な気持ちが和らぎました』
              (東日本大震災から4年/釜石市/60代女性)

 

伊永さんは万富公民館への避難訓練など個別避難計画を作成して活用しつつある地域の話 最初は相手にされなかったけど 地道に丁寧にやっていくうちに 地域が変化してきたとの話など 実際に手ごたえを感じて活動をされているところが素晴らしかったです。機会があれば もう少しこの話の続きが聞きたいです 。

3人のシンポジウムは 実際に地域で防災を進めていくうえでのコツや話し方など 参考になる部分も多かったです。


 何よりも 防災の話を進めていくうち 地域の風通しがよくなったとか 今まで できなかった話ができるようになったとか 防災は怖いものではなく 楽しいものと感じてもらえるようになったという話が印象的でした。

 

 

さて この個別避難計画作成ですが これを地域に持ち帰り 民生委員さんと一緒に要支援者宅を回ります。 丁寧に話をして もし 万が一のときはどうするか? 話し合いをすすめていく土台作りをします。

 とても しんどい取り組みですが この地域からは犠牲者を出さない地域づくりをするための一番の近道だと思います。 丁寧にやっていきたいと感じた研修会でした。

 

2021年7月28日水曜日

第24回 足守中学校区防災会議を開催しました。

 7月17日 防災会議を開催しました。

前々回の振り返りで (前回は緊急事態宣言のため中止になりました。)

中村学区の取り組みを紹介 足守荘に新町内会長さんと一緒に災害時の避難について 相談に行かれた結果を報告いただきました。 

足守荘側も地域の人と相談がしたかったみたいで いい話合いになったようです。

 他の地域も近くにある施設や会社などとあらかじめ避難についての相談ができていると安心です 。機会をみつけて ぜひ 相談を開始されるといいと思います。施設側も厚生労働省から災害時の事業継続についての計画を提出するように言われているはずなので 地域と相談が不可欠になっているはずです。

 

また 9月1日下記のように黒谷ダムの警報サイレンの試験を実施するとのことです。

 


1.試験名 黒谷ダム警報サイレン試験

2.日時  令和3年9月1日(水曜日) 9時30分~12時00分

3.警報設置場所

  黒谷ダムサイレン(東山内)  9:30頃から開始~9:40頃終了

  広域農道サイレン(河原)  10:00頃から開始~10:10頃終了 

  苔山口サイレン(粟井)   10:30頃から開始~10:40頃終了

  粟井サイレン(粟井)    10:00頃から開始~ 11:10頃終了

各サイレンを一斉に鳴らすのではなく 一か所ずつ、計4か所鳴らして確認します。

詳細は足守地域センター内 足守土地改良区まで お問い合わせください。

 
また 中止になった6月の講座「誰もオイテケボリにしない防災」講師 多田伸志様の講座は9月で調整中 同じく真備のサツキprojectの津田由紀子さんの講座も開催を計画中です。

 今年度中に足守公民館を舞台に避難所運営訓練を開催しようという計画があります。

また 9月19日にepoおかやま笑顔プロジェクトの村上代表の講座も計画中です。

次回25回 防災会議は8月21日 17時より開催予定です。

 

 


2021年6月22日火曜日

足守中学校で防災教室を開催しました。


 6月22日 足守中学校 一年生を対象に防災教室を開催しました。

災害とは何か? 地震の起こる仕組み・線状降雨帯と真備の水害 足守の防災などを最初に話をした後 それぞれの班で感想などを共有しました。

 


体育館は蒸し暑く すこしつらそうでした。


でもね 真備のときはもっともっと暑かったんですよ。

 

 

 

 


 赤の付箋紙には今日学んだもの・感じたもの

黄色の付箋紙には災害が起こる前にどんなことができるか?

青の付箋紙には これから どんなことを学びたいか?

をそれぞれ書いてもらって その後 班でまとめてもらいました。

 

 


 

 

 班でまとめてもらってます。なかなか時間がかかり 12分超過。



ハザードマップ 非常持ち出し袋

などの話題がこころにのこったようです。

また 避難所生活や 災害の仕組みについても 学んでみたいという意見がでました。

 







先々週 三年生でHUGを行ったときとは 違い おとなしい印象でしたが まじめに聞いてくれて 真剣に考えてくれているのはよくわかり 今後が楽しみな生徒さんたちでした。

 

足守中学校の生徒の皆さん 先生の皆さん ありがとうございました。

また 何か一緒にできたらいいですね。

 


 

 


2021年6月11日金曜日

足守中学校でHUGを開催しました。

 


6月10日・11日 午後 足守中学校にて三年生を対象に避難所運営ゲームを開催しました。

今回のために特別に感染症対策版を制作し 本家の静岡県に許諾もいただいております。


K先生に読み手になっていただき 12の班で対応を話し合います。

 普段より共同学習というグループでお互いに協力して学習を進める授業をおこなっているので通常なら手間がかかる合意形成などは普通に淡々と仲良く合意を重ねていき 次々に困難な問題を処理していってます。

そして 手際よく避難者をよりわけ 災害対策本部から寄せられる難題に取り組みます。
先生より 避難所の使い方を教えてもらっています。
これ 何かわかりますか? 足守学園の職員全員が Qマスク(マウスツーマウスで人口呼吸するとき直接の接触を防ぎ、呼気や粘液の逆流を防ぐ携帯用のマスク)とホイッスルを常時携帯しています。 もちろん 救命救急講習を受講し いつでも使えるように訓練されているとか すばらしいですね。

とある班の書記になった生徒が書いたメモ。 丁寧に書かれてます。


 最後に札を元通り並べ 10日は完了です。

使用した写真は生徒の顔が判別できないように配慮いたしました。ご了承ください。

 

さて 2日目は各班からの 成果報告です。 

いろいろな 成果がありましたが びっくりしたのは 普段から 挨拶をしようと思ったと発言をした生徒。 

  普段から 地域に信頼されて 安心できる関係づくりの第一歩は挨拶なんですよね。 それが生徒の口から でてきたことにびっくりしました。

また 避難者を地域ごと 家族ごとに仕分けをするとか 中には 基礎疾患をもっているひとたちへの対応は?という 質問に2時間置きに メンタルチェックをする という発言にもびっくり。

その他 普段から 地域で関わろうと思うとか 率先避難者になるという 今回は教えていない言葉もばんばんでてきました。

今回の学びを下級生にも伝えていきたいということでしたので これからも楽しみです。

足守中学校の皆さん ありがとうございました。

次回は22日に一年生を対象に足守の防災を一緒に学ぶ予定です。

 

 

 


2021年5月9日日曜日

第22回足守防災会議を開催いたしました。


5月8日 第22回足守防災会議を開催しました。

 前回の振り返りと進行状況の確認。

中村は町内会長さんが変わって 大きな進歩があったようです。
 

6月19日 真備のNPOマインドこころ 代表理事の多田伸志さんを講師に講座を開催する。

内容:2018年7月豪雨の時の多田さんの直面した問題とその後の復旧に至るまでの話

   要援護者マイタイムラインを実用するにあたった工夫と方法

   国土交通省 小田川河川事務所作成のマイタイムラインの動画上映

参加者:30名に絞り ZOOMでの参加もOK 13時30分より16時 (その後防災会議開催)

また その次はさつきプロジェクト 小規模多機能ホームぶどうの家の 津田 由紀子さん

に講師をお願いする。

また 足守公民館の避難所運営訓練を計画する。 防災会議のメンバーと地元の町内と協力して 一度 運営訓練をやってみる。 やってみると 何が足りないか? どんなことをやらないといけないか?などが明確になるし 行うことによって 地域の皆さんの意識が変わり 足守小学校でもやらないか? 大井小学校でもやらないか? という広がりが生まれるのではないか?

避難所を開設するためには 綿密な事前準備が必ず必要なので 早い時期にやってみることが必要なのでは? 

と話しあわれました。

また 3Dハザードマップの紹介や お年寄りに避難を促す また 避難所での誘導などであらかじめ ビデオを作成しておいて その場で見せるのはどうか? という 新しい提案もあり 盛り上がった会議になりました。

次回は6月19日 5時より開催予定です。