平成23年度 足守防災連絡会 第2回会議録
日時:平成24年1月15日(日)10時~12時30分
会場:足守公民館 会議室
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出席者<敬称略>:穐山国衛(福谷)、田中浩志(足守)、坪井智子(足守)、
森田靖(足守)、山本幸志(足守)、藤井裕子(公民館)
ゲスト:今井俊二氏(北区役所農林水産振興課課長補佐)
☆本日の会議の主旨:
前回の会議内容を受けて、黒谷ダム学習会の具体的な内容について打合せる。
☆今後取り組むこと(前回の会議より)
①正しい情報を得るための学習
・黒谷ダム学習会(例:ダムの「放流」は無い、「ダムが危ない」とはどういう意味なのか)
→水が少ないこれからの時期が見学にベスト
・消防署、消防団の仕事について
②体験学習
・災害ダイヤル「171」・・・若者を集めるのに有効
毎月1日・15日、正月3が日、防災週間は自由に体験できる
・非常食炊飯袋「猫袋」の体験・・・女性を集めるのに有効
いずれも関係機関・組織の理解と協力を得ながら、一般市民の防災に関する意識の底上げをねらう。「防災力は“地域福祉力”である」という点についても地域に広めていきたい。当面は、黒谷ダムについての学習を実現化させるため情報収集等を行う。
写真左 今井さん。
1 黒谷ダムについて(今井さんの資料を参照)
〇黒谷ダムは「放流」ではなく「越流」する構造になっている(農業用水用の樋門を上げるゲートはある←配水委員)。洪水警報が出たときにダムの管理事務所へは分室から1名の職員が入るが、常時は無人。サイレンを鳴らすのは分室職員である。平成元年にダムが出来てから、有事にサイレンを鳴らしたことはない。サイレンのテスト(鳴るかどうか)は、年1回実施している。
〇防災流域に入っているのは大井トンネルの北まで。その間にサイレンが4箇所で鳴る。大井トンネルの南(日近川と足守川が合流する箇所以南)にはサイレン等の設備は無い。
→その際には、トンネル以南の消防団が待機できるように連携をとる必要があるのではないか。
2 黒谷ダムの学習会内容について
実施予定日:6月3日(日)
例年5月末の日曜日に、中学校区全体で溝掃除がある。この掃除はダムとの関係も有るので、この時期に行うと一般の方にも関心を持ってもらいやすいのではないか。
内容(案):〇黒谷ダムの施設(管理事務所等)見学
〇4箇所のサイレンを鳴らしてみる
その際の消防団の動きや、一般の人がどう判断すればよいかを学ぶ
対象者:地域で役職を持っている人だけでなく、一般の人にも知っていただく必要がある
☆6月3日の実施以前に学習しておきたい内容(消防の動き、NTTの伝言ダイヤルのかけ方、NHKのデータ放送の見方等)について、いつ頃取り組むかを次回会議で話し合う。また6月3日の詳細についても平行して意見を出し合う。
3 その他
〇連絡会のメンバーについて
現在のメンバーは、住まいする地域・年齢・性別に偏りがある。中学校区で事業を考える必要があるので、大井、高田の地域の方、また立場上外せない方(消防団、民生委員等)にも参加してもらうよう声かけをする。
・安富正史さん(岡山市消防足守分団長)
・山下義明さん(大井地区連合町内会長)
・鳥取ルミさん(岩田・日近分団女性消防団員) など
〇連絡会の内容・様子を地域に広報する仕組みについて
ブログを開設し、公民館のホームページか見られるようにする。
ブログへの書き込みは、連絡会のメンバー(出来る人)で順番に書く。
無料のブログには広告が付き物だが、公民館からそういうサイトに移動が可能になることは良くないのではないか。
→岡輝公民館がブログを作っているので、様子を聞いてみる
4 次回会合
日時:平成24年 2月18日(土)13時30分から
会場:足守公民館 会議室